日々の家事、育児お疲れ様です。更にお仕事しているお母さん本当に毎日忙しいですよね。
そんな中、最近可愛い盛りのはずの2歳の娘さん、急に「パパ、嫌ー!!」と、お父さんがすることなすこと全て嫌ってなっていませんか?
我が家は2歳4か月の娘が今現在パパ嫌真っ盛りです。
ちょっとでもお父さんが構おうとすると、ふくれっ面で拒否。
言葉も出始めているので、露骨に「イヤっ!!」と言葉での拒否。
ひどいときは、同じ部屋にいるのもダメってなくらいです。
うちの子は指さしが「嫌い」のサインみたいで、お父さんをひたすらふくれっ面で指さし。
流石に、お父さんもへこんできています。
お父さんにも育児を手伝ってもらいたいのに、しまいにはお父さんも拗ねてしまい、そちらのフォローもしなきゃと余計に大変ですよね。
少し前までは全然そんなことなかったのに、この急変ぶりは本当に困ってしまいます。
我が家でもなんとか前のように仲良し親子になってもらいたく、色々調べてみましたので、もし同じようなお悩みをお持ちでしたら、
ちょっとチェックしてみて下さいね~。
2歳児女の子、急な「パパ嫌い!」どうして?
実はこれ、「ママ大好き!!」の思いが行きすぎちゃったものなのです!
「パパ嫌い」の中に含まれているのは、『パパよりママの方が大好き!』という思いなんです。まだまだ言葉の種類が少なく、感情の微妙な機微も表現できないので、極端から極端へいってしまうのですね。
妊娠中などに読んだ情報誌などでも聞き及んでいるかと思いますが、2歳と言えば「イヤイヤ期」の到来が思い当たりますよね。
この「パパ嫌い!」もこの一環だと言われています。
この時期は特にお子さんの感情の葛藤の時期な為、ママが好き!ずっとママと一緒にいたい!ママとの仲を誰にも引き裂かれたくない。ママと仲良くするパパが邪魔(笑)!そういう感情が大きくなってしまうそうなんです。
結果でてくるのが、「パパ嫌い」という言葉。
娘命!のお父さんには酷かもしれませんが、特に女の子に多いようなんですね~。
我が家でも上が男の子ですが、確かにイヤイヤ期もあったしパパ嫌もありましたが、特にパパ嫌いはほんの一瞬の間、ちょっと機嫌が悪い時だけみたいな感じで、今の娘ほどではありませんでした。
比較すると、もう雲泥の差ほどあるように感じます。(それだけにお父さんの困惑も倍なのですが)
そんなに娘は無条件にママが好きなの?とちょっと疑問になってしまったりしますよね。
そこはやはり、妊娠⇒10ヵ月以上お腹に⇒出産と経てきたお母さんならではの部分でもあったりします。
お父さんとお母さんで役割が違う為、致し方ないことですが、お父さんにとっては切ないですよね。
でも、上記を読んでいただければわかるように、本心からお父さんが嫌いなわけではないのですよ~。
うちの娘も、ずーっとイヤってわけではないようで、お父さんの膝で本読みや一緒に遊んだりもしています。
なので、そこをしっかり押さえておくとお父さんの気持ちにも少しは余裕ができるのではないでしょうか?
とは言え、言葉で嫌いと言われたり、何度も拒否されたりすればツラいですよね。
次の項目から、お父さんがうまく娘ちゃんのイヤイヤ期と接する方法や、しちゃいけない接し方をご紹介していきますね。
イヤイヤ期、パパの上手な接し方としちゃいけない接し方
お母さんにも、お父さんにもつらいイヤイヤ期、特に「パパ嫌!」が激しい時、お父さんはどう接したらいいのでしょうか?
おススメの接し方と、余計嫌われやすくなってしまうしちゃいけない接し方とご紹介しますね。
〈パパ大好き!になってくれるかも。おススメな接し方〉
●ダイナミックでお母さんができない遊びをする
お父さんしかできない遊びや運動を一緒に楽しむ!
勿論、嫌がってるのを無理やりではいけませんが、お母さんより力持ちなお父さんならではの大きな『高い高い』など、体を使った遊びがおススメです。お子さんの「もう一回!」という無限ループに近いリクエストにも、飽きずに付き合ってあげて下さいね!
運動不足気味のお父さんには、良い運動になるかもしれませんよ~(笑)
●「パパ嫌い!」にはユーモアで切り返してみて。
例えば、「嫌いなのかー。パパは〇〇ちゃんが大好きなのに残念だなぁ」と言って、肩をガックリ落として泣きマネをしてみたり、変顔で返したり。「パパ悲しいから、一人でおもちゃで遊ぼうかな!」と、娘ちゃんが好きそうな遊びをしてみたり。
オーバーアクションや変顔が大好きな子が多いので、それで笑ってくれたり、逆に泣きマネを慰めてくれたりするかもしれませんよ。
一点、おもちゃについてはその子の一番のお気に入りに触るのは避けた方が良いかもしれません。「触っちゃダメッ!」と怒ってしまう子もいますので、ちょっとご注意くださいね。
<もっとパパ嫌いになるかも!?やってはいけないこと>
娘ちゃんのイヤイヤ期、ついストレスが溜まって以下のような事してませんか?
思い当たるものがあったら、少しづつでも減らしていくよう頑張りましょう~!
(お母さんも注意ですよ~!私も一覧を見て、反省しなきゃなーという点がありました。)
◆しかめっ面、怒り顔になってしまう。
勿論、人間ですから嫌いって言われたり何度も拒否されたりすれば、気分いいわけないですよね。でも思っている以上に小さい子は大人の特に男の人のそういった顔を怖がります。ちょっとしんどいなーというときは、おすすめな接し方2番目のユーモアをうまく使って、泣きマネしつつその場を離れて下さいね。
◆つい口調が強くなる
ついいつも仕事で使うような口調になってしまうと、子供はビクッとします。何気ない言葉でも、敏感に言葉の温度を感じて寄り付こうとしなくなってしまいますよ。
◆頭ごなしに叱りつけてしまう
いつまでも泣き止まない、とか、自己主張が激しい、とか、イライラすることは本当に山ほどありますが、頭ごなしに叱りつけるのは逆効果です。特にイヤイヤ期の子供の主張のほとんどは、自己の存在を確かめるための儀式にすぎません。叱る時は、「他人や自分を傷つける時」など、ご家庭ごとに両親で相談して叱る基準を決めておきましょう。
◆軽くても手がでてしまう
「早く行きなー」などお父さんの大きな手で、肩や背中をトンと押されただけでも、子供にとっては大人の力は大きく怖いです。お父さんが何気なくやっている行動、お子さんを怯えさせていませんか。
◆子供の様子に関わらず、自分の都合でかまったりする
子供が疲れているのに、自分に余裕があるので遊びに連れ出してしまう、など子供の様子に関係なく、自分の都合でかまったりしたりしていませんか。逆に、自分が疲れている時などは、疲れているからあっち行ってなさい、とか、あっちで遊んでなさい、などと言っていませんか。そうだとしたら要注意ですよ。
◆どうして良いかわからず、無視してしまう
ママのように子供のことなんでも分からないから~、と子供をお母さん任せにしてはいつまでたっても子供はパパ好きーになってくれません。お母さんもはじめっからなんでも分かっていたわけではないし、今でも全て分かるわけではありません。どうにかしようとアレコレした結果、対処できるようになってきたんです。分からないなりにも一生懸命に子供に接してあげると子供も伝えようとしてくれますよ。
◆心の底では面倒だなと思っている
疲れているのは分かりますが、子供は面倒だなとお父さんが思っていることを敏感に察知します。
イヤイヤ期に限らず、以上の事柄は普段も避けるべき行動ですよね。
ですが、分かっているけれど、急いでいたりあまりにも子供がごねたりすると、やりがちな行動でもあります。やってしまった場合は、ひと呼吸して落ち着いてからお子さんにごめんねと丁寧な口調で、きちんと説明をしてあげるなどフォローしてあげるとよいですね。
イヤイヤ期「パパ嫌い!」にパパがイライラ。そんな時のママの一工夫
どんなにお父さんがアレコレ努力しても、娘ちゃんの「パパ嫌い!」がすぐに収まるとは限りません。
成長期の一過程とわかっていても、いつになったら落ち着くかわからない「パパ嫌い!」に、やはり時にはお父さんも落ち込んでしまったり、イライラしてしまったりします。
お母さんも、そんなお父さんを見るのは悲しいですし、お世話の全てがお母さんに、となるとお母さんの負担も大きくなってしまって大変ですよね。
そんな時は、お母さんの方でも「パパ嫌い」にちょっとひと工夫をしてみませんか?
●お父さんがいない時でも、会話にお父さんをだす
お父さんが仕事などでなかなか普段接することができないときも、「パパお仕事頑張ってるかな~」「今頃○○ちゃんと同じくご飯食べてるかな~」など、娘ちゃんがお父さんを思い出せるように会話に混ぜてあげると、お父さんの不在感が少し軽減できますよ。
●お父さんと仲良しなところを見せる
お母さんが大好きなお子さんは、お母さんの真似っこも好きですよね。お母さんが好きなものもやっぱり好きなことが多いです。
なので、娘ちゃんが「パパ嫌い!」と言った際など「えー、ママはパパ大好きだけどな~」とお父さんに抱きついて、仲良いことをみせてあげるのも効果ありです。ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、娘ちゃんにキツイことを言われて傷心のお父さんも、お母さんに好きと言われたりスキンシップされて嫌な気持ちはしないでしょうし、うまいフォローにもなりますよ!
●お父さんを上手に頼る
お子さんのお世話がお母さんしかダメ!という時期は、お父さんに家事を上手にお願いしちゃいましょう!
この時期はお世話や遊び、他にもちょっとしたことでも、「ママ、ママ!」ですよね。
なかなか家事が進まなくて困ることも多々あるかと思います。そんな時は、優しくお父さんにお願いしてやってもらうのも一つの手です。家事をしてもらった後は、娘ちゃんの前でちょっと大げさかな?と思うくらいにお礼をすると、娘ちゃんの目にも「頼れるパパ」と映りますよ。
(優しくお願いするのがポイントですよ~。強めにお願いしてイヤイヤお父さんがやっているのでは逆効果ですし、「頼れるパパ」を演出するなら、『あくまでも困っているママを助ける』、という形が大事です。)
なかなか速攻で効果がでる!という手段ではないのですが、普段からお父さんの存在感を感じさせたり、お父さんは頼れる・大好きな人なんだよ!ということを娘ちゃんに伝えてあげるのが大事かなと思います。
そうすれば、ママ大好きなお子さんのこと、「パパ嫌い!」って言ったらママが悲しむのかな?とかママが大好きなら私も!と徐々に変わってきますよ~。
お父さんのイライラや落ち込みも、娘ちゃんからのキツイ言葉だったりそれからくる疎外感なので、お母さんから頼られたり好きと言われることで、少しは解消できるのではないでしょうか。
まとめ
2歳前後から始まるイヤイヤ期、中でも女の子の「パパ嫌い!」
お父さんにとっては、かなりのショックですよね。
イヤイヤ期の一環、ママ大好きからくるものでこれも大事な成長期の一つとわかっていても、あまりの剣幕にやはりお父さんとしては傷ついてしまいますよね。
お母さんだって、お父さんと娘ちゃんの板挟みになってしまってツライところです。
ですが、ここはお父さん・お母さんもレベルアップの時期、最初の踏ん張りどころかもしれません!
ちょっと深呼吸。お父さんはどんと余裕をもってユーモアたっぷりの態度で、なんなら如何に娘を笑わせてやろうか?くらいの気概で、お母さんはママ大好きな娘ちゃんを受け止めつつ、さりげなくお父さんのお株を上げるように仕向けたり。
それでもツラくなるときもあるかと思いますので、予め相談して置いて、お父さんは少し娘ちゃんから離れたり、お母さんは家事をお父さんに助けてもらったりなどしてお互いフォローしていけると良いですよね。
我が家では、最近「パパ嫌い!」と始まったらたまに動画を撮っていたりします。
冒頭でも書きましたが、娘の「嫌い」のサインの最たるものは、指さしらしいのですが、その姿がなかなかに笑えるんです。指さししつつお父さんに迫っていくのです。
本人がいたって真面目な顔なので、余計に傍から見ると面白く、一度それを撮ってお父さんに見せたところ大いにウケてくれました。
成長の思い出的な感じで、後々家族で笑って見れたらと、お父さんも今は耐え忍んでくれていますよ~。