年末が近くなってくると、年賀状の準備が始まりますよね。
ただ、喪中の場合は、喪中はがきの準備になります。
ですが、喪中はがきを準備することは人生の中でも、そんなに多くなく、いざ用意しようと思っても初めてであれば分からないことだらけですよね。
私も今年用意しなければならない立場ですが、分からない部分が多いので一つ一つ解決していこうと思います。
喪中はがきをだす際のマナーとして、まず気を付けたいのが時期ですよね。
11月中にだす?それとも12月になってからの方がいい?
また、準備が遅くなってしまった場合や年賀状を出してしまったあとの不幸だったらどうする?
今回は、喪中はがきを出す時期を中心にマナーあれこれをまとめていきたいと思います。
喪中はがきをだす時期のマナー
時期を確認するのに、まず押さえておきたいのが、喪中はがきの役割です。
喪中はがきは、不幸があった際のお知らせではなく『身内に不幸があって喪中の為、年賀状をだしませんよ。』という年賀欠礼の挨拶状になります。
そこが分かっていると、なんとなーく喪中はがきを出す時期がみえてきますよね。
そうなんです。
例年、年賀状をやり取りしている方々が年賀状を用意する前に、喪中はがきが届いている必要があるんです。
年賀状が発売されるのは、毎年11月1日になることが多い為、2019年分もそうなるかと思われます。
(ちなみに、ネット予約では8月31日から開始されるようです。)
ですので、喪中はがきを出すなら10月下旬からとなります。
とはいえ、今は11月末から12月初め頃から用意しだす方が多いかと思いますので、11月中旬ころまでに出すのが一般的です。
また、遅くとも年賀状受付開始日の10日前くらいまでには、相手方に届いておくようにしましょう。
なお、年賀状受付開始日は例年12月15日前後になっているようですので、12月始めには出さないといけませんね。
●早い時期に出すなら10月下旬に届くようにする。
●一般的なのは11月下旬までに相手に届くようにする。
●遅くなっても年賀状受付開始日(12/15頃)の10日前くらいまでには届くようにする
喪中はがきの準備が遅くなった場合
喪中はがきを出す一般的な時期についてはわかりましたが、諸事情から準備が遅くなってしまった場合などはどうしたらよいのでしょうか?
不幸があったのが、12月に入ってからだった時なども悩みますよね。
その場合は、あえて喪中はがきをだす必要はありません。
前述したとおり、喪中はがきは年賀欠礼の挨拶状なので、極端な話12月終わりにだしても問題はありません。
ですが、すでに年賀状を出した人に気遣わせることになってしまうかもしれません。
それに、新年でおめでたい時に悲しいお知らせが届くのも、受け取った方は驚かれてしまいますし、おめでたい気分に水を差すのも申し訳ないですよね。
そのため、喪中はがきをだすのではなく、年明けに寒中見舞いとして出した方がよりマナーとして正しい対応になります。
寒中見舞いは、松の内が明ける1月8日から節分の2月4日頃までに出すのが一般的です。
今回のような場合には、年賀欠礼の挨拶がわりでもあるため、早めに出す方がよいでしょう。
時期的に年賀状だしてしまっていたら、喪中はがきは?
もし不幸があった際、年賀状をすでに作ってポストへ投函してしまっていたら?
もう出しちゃったよ~(汗)!どうしよう!!
焦りますよね。
喪中はがきをさらにだす?
それとも電話とかした方がいい?
その場合は、年賀状はそのまま発送で大丈夫ですよ。
でも、やっぱり気になるし、取り戻せないかな…。
大丈夫とあっても、気になる方もいらっしゃいますよね。
もしポストに投函直後だったら、郵便局に「取り戻し請求」(有料)をすることができます。
ポストから回収されてしばらく経っていると、すでに仕分けされていて探すのが難しかったり各地の郵便局に回されていたりと難しくなってしまいますが、一度お住まいの管轄の郵便局へご相談してみるといいですよ。
ちなみに、年賀状を回収できた場合、そのまま郵便局で喪中であることを伝えると、無料で切手やはがきに交換してもらえますよ。
通常失敗したはがきの交換は有料なので、こういう救済措置があるのは助かりますよね。
また、年賀状が発送済みで回収できなくても気にされなくて大丈夫です。改めて寒中見舞いを出す必要もありませんよ。
年賀状が届いているのに、年賀欠礼のお知らせというのも変なことになってしまいますものね。
もちろん毎年寒中見舞いを出しているという方は、だしても問題ありません。
不幸について記載するかどうかは、特に決まりごとはありません。
基本的に寒中見舞いは、寒い時期相手の身を案じるためのはがきなので、知らせる必要がある方のみ一言書き添えればいいですよ。
まとめ
今回は、喪中はがきを出す時期について、調べてみました。
喪中はがきをだす一般的な時期は、10月末~12月10日前後まで。
受け取られる方が年賀状を出される前に、発送しましょう。
諸事情から出す時期が遅くなってしまった場合は、年明け、松の内(1/8)以降に寒中見舞いとしてだしましょう。
その時は、年賀欠礼の挨拶がわりでもある為早々に出した方がいいですね。
不幸があった際に年賀状をすでに出している場合は、もし投函直後だったら取り戻し請求ができますので、一度お住まいの管轄の郵便局へ連絡してみましょう。
回収できなくてもあまり気になさらず、そのままで大丈夫ですよ。
追加で寒中見舞いを出す必要もありません。
このように、喪中はがきを出す際は、いつも以上に早い準備が必要になるんですね!
印刷をお願いすることが多いでしょうから、その作成期間なども考える必要があるのでお気を付けくださいね。
時期になると印刷サービスなども混み合い、より時間もかかりますので、もう出すことが決まっているのでしたら秋口に作り出しても良いかもしれません。
印刷サービスによっては早期割引(15%~50%オフ)がある場合が多いですよ!